「広報さんだ」ーワクワクしている顔がたまらないー紙芝居に夢中になるのは子どもだけじゃない!

更新日:2022年04月01日

広報誌「広報さんだ」 令和4年1月号(36~37ページ)

シニア×いきいきライフ

「おもちゃ箱」紙芝居サークル
辻 太一さん

35歳の時、懐かしさから受講した紙芝居講座をきっかけに、紙芝居の制作と公演を始める。コンテストでの最優秀賞受賞が縁で、市立図書館から紙芝居公演と講師依頼を受ける。卒業生達と、手作り紙芝居サークル「おもちゃ箱」を立ち上げ。サークル名は子ども達の投票で決定。

  僕が子どもの頃は、まだテレビが出始めたばかり。遊びといえば、川や公園での外遊びだったので、一番の楽しみは友達と一緒に観る紙芝居でした。カンカンという拍子木の音が聞こえてくると、小銭を握りしめ、紙芝居のおじちゃんの元へ急いで駆けだしたものです。
  紙芝居の面白いところは、相手の反応を間近に見られること。聞き手に合わせて、絵を追加したりセリフを変えたり、アレンジを加えられるのも魅力のひとつです。子どもの反応は素直なので、公演前に行うクイズの掛け合いからドキドキ。子どもが前のめりになって話しかけてくれると、「よっしゃ!」って嬉しくなります。最高のご褒美は公演後の「おっちゃん、楽しかったで。また来てな」という笑顔の一言。ゆくゆくは公園などで定期的に紙芝居をしたいです。
  昔みたいに、世代に関係なく、知らない人同士も触れ合うことができる陽だまりのような空間を作れれば良いなと思っています。

2月に紙芝居講座を開催予定!ぜひお越しください

紙芝居を作成する講座を、市立図書館本館で開催予定!
詳細は、広報誌「広報さんだ」2月号をご確認ください♪