自彊術(じきょうじゅつ)ー心身の不調を自分で整えるー

更新日:2026年03月31日

ウッディタウン市民センターで毎週水曜日に開催されている『自彊術(じきょうじゅつ)』のレッスンを取材しました。
一体どのような運動なのだろうか?実際に体験してきました。

自彊術ってなに?

自彊術(じきょうじゅつ)…聞きなれない人も多いのではないでしょうか。武道を思わせる名前ですが実際に体験してみると、機械器具などは使わず、弾みをつけてその反動を利用する31の動作を順番に行って体を緩めたり伸ばしたりしていくものでした。
31ある動作の中にはもしかすると『自分にはキツイ』と感じるものもあるかもしれませんが、個々の体の状態に応じて椅子を使うことも可能で、痛みを感じない範囲で無理なく動かして可動域を広げる全身運動なので比較的だれでも始めやすい運動だと感じました。
『イチ、ニ、サン』と発声しながら運動することでお腹に力が入りやすく、体幹が鍛えられる気がしました。また“数える・運動する”の同時作業は認知機能の維持にも役立ちそうです。
名前の由来について、『彊』は強、努める、境(限界)を表し、自彊術には自ら努力してその限界を広げる方法という意味が込められているそうです。

生徒の最高齢は92歳!

生徒の年齢層は50代から上は90代まで。体の動かし方はそれぞれですが、28年前から続けているという91歳と92歳の方は、レッスン開始前に2階の会場までエレベーターを使わず階段を上がられていました。『普段から甘やかさないほうが衰えないから』と笑顔で話されるのを見て背筋が伸びる思いでした。日ごろの心がけで健康寿命は延ばせるものなのかもと希望が湧いてきました。

腕ふりスクワット

腕ふりの力も借りて腰を落とすので思ったより楽でした。

上体反らし

腰を傷めないように体の状態に合わせてゆっくりと。体が温まってきて動きもスムーズ!

首の運動

床に座る人。椅子を使う人。それぞれの体調に合わせて体を温めていきます。