ビーズアクセサリーの魅力
三田市在住でいきがい応援バンク登録者の松井秀則さんは「ビーズアクセサリーの最大の魅力は、自分らしさを表現できること」と言う。
今日は、そんな松井さんが指導するあかしあ台ビーズアクセサリー会の皆さんの活動を取材した。
ビーズアクセサリーの魅力は、好きな素材の無限の組み合わせでできるデザインによる「自分らしさの表現」、手作りゆえの温かみと特別感。松井さんが美術大学の学生時代から創作を続けてきたゆえんである。
ガラスやアクリル、天然石などビーズの素材は多様で、色の組み合わせ次第で個性的かつ華やかなデザインが可能。また、集中してビーズを通す作業は脳の活性化やセロトニン・ドーパミン分泌による心理的効果(心の安定とモチベーションアップ)も期待できるほか、手軽な材料で始められる手芸としても人気がある。
体験しよう!進化するビーズアクセサリー
もともと細かな作業が好きだったという生徒の畑中さん。80歳になってから折り紙で小さな鳥を爪楊枝を使いながら制作してきたそう。その数なんと3,000個以上。松井さんからの提案で、これらの折り紙とビーズとの思いがけないコラボが実現。新たな魅力が生まれた。
あかしあ台ビーズアクセサリー会は、いきがい応援セミナー(令和6年8月29日開催)の手作り体験講座で知り合った受講生3人が三田市あかしあ台小学校区まちづくり連絡協議会に掛け合って発足し、今回で5回目の開催となる。本格的なビーズアクセサリー教室ではなく、楽しくお茶でも飲みながら作業が出来ればと気軽な気持ちで続けてきたそう。畑中さんが制作した折り紙と松井さんが準備したビーズをコラボさせたモビールを考案。このモビールを実際に部屋に吊るし、風に揺られる光景を見ていると本当に心が癒されるとメンバーたちは口をそろえる。
このモビールは地元地域の独居高齢者に無料で配布するそうだ。明日につながる活動として社会的使命感を持って制作に当たりたいと松井さんは情熱的に話す。
【あかしあ台ビーズアクセサリー会】見学もOK! お菓子付きティータイムもあります!
参加費:ひとり(1回)500円(開催日は不定期)
〒669-1323 三田市あかしあ台1丁目50-3
あかしあ台コミュニティハウス内
対象:あかしあ台にお住まいの方(原則)
地区外・市外の方の参加については、下記お問い合わせ先まで要相談。
◎お問い合わせ・お申し込みは
あかしあ台小学校区まちづくり連絡協議会
電話番号:079-501-0082
毎週火曜日・木曜日 9時~12時、またはURL https://www.machikyo-akashia.com/(あかしあ台まちづくり協議会専用ホームページ)内の二次元コードから申し込みフォームへ
細かな作業が必要なので思い通りに行かないときは松井さんがサポートしてくれるので安心して制作できる。
もともと物忘れ防止のために始めた折り紙だが、ビーズとの意外なコラボに新境地を体験できたと喜ぶ生徒の畑中さん(左端)。
窓際に吊るしたモビール完成品を眺める。作業中の緊張感と集中力が一気に緩む至福のひとときである。輝くビーズと小さな折り鶴の共演だ。


更新日:2025年11月05日