サッカーに関わり続けて55年。選手として、指導者として、審判員として今も活躍中。

更新日:2025年05月21日

「自分は選手としても、指導者としても、審判員としても、たいした実績はないが、アマチュアの中ではサッカーへの思いは誰にも負けない自信がある。」と熱く語ってくれたのはサッカーに関わり続けて55年という三田市つつじが丘の坂田忠治さん。

中学からサッカー部に属し、中高の部活はもちろん、就職先の第一条件はサッカー部があることだったという筋金入りのサッカー人だ。
つつじが丘に引越した際、小学生のサッカーコーチをしている方に誘われ小学生の指導者に。
今は藍サッカークラブの監督として子供たちの指導にあたっている。
「子供たちには楽しくサッカーをして、また次の練習にも行こうと思ってもらいたい。あまり教えすぎずに子供自身に考えてもらうようにしている。」と坂田さんは子供の個性と成長の可能性への配慮を欠かさない。
指導した子供たちが大人になってから会うこともあるが、成長した姿に驚きと喜びを感じると笑った。
サッカーの審判員にサッカー経験者が少なかったことから、すすんで審判員にもなった。現在、日本サッカー審判協会兵庫会員として活躍中だ。


サッカーを続けることができたのは好きという気持ちだけでなく、サッカーを通じて色々な人と知り合うことができたからだ。
ワールドカップやオリンピックなど世界のサッカー大会を仲間と観戦するのも楽しみの1つで、世界的なサッカープレイヤーと一緒に写真撮影できたことも普通では体験できない思い出である。

坂田さんからシニアに向けて一言。
「今からでも熱中できるものを見つけて欲しい。その行動には人との出会いがあり、きっと喜びが生まれるはず。」

グラウンドを駆け審判をする坂田さん

グラウンドを駆けて審判をする坂田さん