一絵会(いちえかい)【絵手紙クラブ】

更新日:2026年07月23日

真心がつなぐ、世界に一つの温かいお便り

SNSで簡単にメッセージを送れる時代だからこそ、手描きのお便りが持つ温かさが見直されています。今回は、三田市内で元気に活動されている絵手紙サークル「一絵会(いちえかい)」さんを訪ねました。
指導講師の南中千枝子先生のもと、技術だけでなくお互いの人生に寄り添いながら、笑顔と真心があふれる創作活動を続けられています。「絵心がなくて不安」という方でも、一歩踏み出したくなるようなサークルの魅力をご紹介します!

三田市高齢者大学から生まれた、自主性あふれる仲間たち

「一絵会」は、三田市高齢者大学(現さんだ生涯学習カレッジ)時代のクラブ活動を母体として誕生しました。当時の有志が集まり、自主サークルとして和気あいあいと活動を継続しています。
現在は11名の会員が在籍しており、取材当日も8名のメンバーが熱心に筆を走らせていました。月に2回、広野市民センターとまちづくり協働センターを拠点に、定期的な集まりを楽しみに活動しています。

活動内容とそれぞれの入会ストーリー

一絵会では、会員が自宅から季節の野菜やお花を持参し、それを見つめながらハガキに絵を描きます。最後に心に響く言葉を添え書きして、世界にひとつだけの絵手紙を仕上げていきます。

メンバーの皆さんが入会したきっかけは様々です。

  • 人生での再挑戦:「絵や字が下手なままで終わりたくない。ここなら下手も味になる!」と一歩を踏み出した方。
  • 学びの継続:高齢者大学の絵手紙クラブを卒業した後も、仲間と活動を続けたくて入会した方。

それぞれの想いを胸に、温かい雰囲気の中で筆を走らせています。


南中先生ご指導

自宅の畑から朝採れした玉ねぎを題材に南中先生に指導を受けました。

新玉ねぎ

絵手紙の発想を変えて、長方形の大型短冊に玉ねぎを縦に描いてみました。

心を伝える「絵手紙」の技法と表現方法

講師の南中千枝子先生が教えてくださる技法には、個性を活かすたくさんのヒントが詰まっています。

  • ダイナミックに描く:主役となる素材を大きく描きます。ハガキからはみ出しても構いません。
  • 余白を大切に:ハガキが縦でも横でも、美しい余白を残します。
  • 多彩な道具:ダーマートペンや墨、時には「割りばし」を使って独特の線を表現します 。

言葉はシンプルに:添えたい言葉を一度メモに書き出し、余分な表現を削ぎ落とします。先生も日頃からドラマや映画で心に響いた言葉を書き留めているそうです 。

活動場所・日時・お問い合わせ

1.一絵会(いちえかい)

活動場所:広野市民センター

活動日時:月曜日(月1回)10時~12時

2.楽絵会(らくえかい)

活動場所:まちづくり協働センター

活動日時:第2水曜日(月1回)10時~12時

※楽絵会は、講師の指導がない自主活動です。

【入会お問い合わせ】

(笹原 ひとみ)090-8799-6909まで。

玉ねぎの絵付け

新玉ねぎに絵付け。陶芸の絵付けと同じくらい難しいけれど楽しいです。

精神一刀

みんな黙々と作品作りに没頭しています。家族や友人など、大切な人の顔を思い浮かべながら、一筆一筆に心を込めています。

その調子

会員のどんな作品も決して否定せず、それぞれの新たな魅力を引き出す南中先生。その丁寧な指導スタイルにより、多くの会員にとって「先生から直接教わる時間」がサークル活動の一番の楽しみとなっています。

うれしい

絵手紙の技術だけでなく、会員の人生相談にも応じる南中先生。かつて挫折しかけた会員へ「私に会いに来るだけでもいいから」と熱心に声をかけ続け、サークルへ呼び戻したという深い信頼関係が、クラブの温かい絆の土台となっています。