「広報さんだ」ー81マスの盤上に広がる世界は無限大ー仲間と目指す最高の一手将棋の世界をのぞいてみよう!

更新日:2022年04月01日

広報誌「広報さんだ」 令和3年11月号(36~37ページ)

シニア×いきいきライフ

三田将棋クラブ
玉井 國晴さん

26年前、三田を将棋のまちにしようと仲間とクラブを立ち上げた。
多くの人に楽しんで欲しいと思い、子どもたちへの指導からクラブの運営までこなす。「将棋もクラブも人が相手だと思う通りにいかない。それも楽しいからやめられへん」と話すうちに笑顔に。盤を静かに見つめ、胸に熱い思いを持つ。

  将棋との出合いは、8歳の時。いつも忙しく怖い存在だった父が基本を教えてくれた。負ける度に「もう一回!」と頼むと、何度も相手をしてくれる父との対局は至福の時間でした。高校時代に友人と夢中で戦法を覚えたこともよい思い出。友情は半世紀経った今も続いており、私の大切な人のそばにはいつも将棋がありました。
  仲間同士で共に力を伸ばすことができる点が魅力です。終局すると勝負を振り返って互いに意見を交わし、傍らで見ている人も一緒に考え、教えあう。将棋盤を中心に人が集まり、いつの間にか交流が生まれます。そして、年齢に関係なく、力を伸ばせるところも面白い。60歳を過ぎて入会した人に、負けることだってあります。
   私にとってクラブは、我が家のように落ち着ける場所。年代を超え、三田の将棋好きが夢中になれる場所を守っていきたいーー誰でも、いつからでも始めてほしい。将棋は人の輪を広げる最高の趣味です。

未経験でも大丈夫!まずは入門教室(無料)へ

次回は11月28日(日曜日)15時~16時45分、さんだ市民センターで開催!参加の際は、三田将棋クラブ(565-5632)まで事前にご連絡ください♪